2008年4月の診療報酬の改定により、従来どおりの診療スタイルからの変革が求められる可能性が高まりました。クリニック経営は急激に変化しています。これから開業される方はもちろん、既に開業済みの先生方にも、さまざまな対応が求められます。
クリニック経営効率化の鍵を、富士フイルムのご提案をピックアップしながらご紹介いたします。
クリニックを取り巻く経営環境は、近年急激に変化しています。
一つはクリニックの増加による競争の激化。もう一つはデジタル化の進展に対応した診療報酬の改定です。
クリニックの数はいまや10万件に近づき、診療行為の充実だけではなく、医療機器の導入による他院との差別化や患者さんへのサービス向上を意識する必要があります。改定される診療報酬体系への対応などの環境変化に対応して、クリニックでも差別化と経営効率化が求められる時代となったのです。

医療施設数の推移を見てみると、病院が1990年をピークに微減しているのに対し、一般診療所は逆に1990年を境に上昇に転じ、10万件に迫る勢いです。その中でも、有床一般診療所が減少しているのに対し、無床一般診療所は急激に増加しており、「プライマリーケアを担う診療所」の競争が激化していると考えられます。
今回の診療報酬改訂では、X線撮影料がアナログ撮影とデジタル撮影で区別されました。またデジタル映像化処理加算は廃止され、電子画像管理加算の見直しがなされました。これによりデジタル化するメリットが診療報酬面でもより拡大することになりました。

競争激化の時代にクリニック経営を強化するキーワードの一つが、クリニックのIT化です。電子カルテの導入、および画像診断のデジタル化により、患者さんへのサービス強化とクリニック経理効率化を同時に進めることができます。
電子カルテは、レセプトコンピューターとの一体化が進んでおり、クリニック内のテキスト情報や数値情報の扱いはこちらに集約していくと思われます。一方で画像診断のデジタルデータはデータ量が大きいため(※1)画像管理専門のシステムを導入することが効率化につながります。電子カルテとの連携に優れた画像診断システムをうまく使いこなすことが、これからのクリニック経営強化の必須項目の一つとなるでしょう。
モニター診断への移行により、経営視点では次のようなメリットが得られます。
次のようなメリットにより、患者さんへのサービス強化につながります。
