クリニック経営を考える。

電子カルテがサポートする経営の安定化

医療政策によって保健医療分野の情報化にむけてのグランドデザインが示され、電子カルテを中心とした医療の情報化が急速に進み出しています。電子カルテを中心とした医療機器導入によって、患者様にメリットがあるクリニック経営が実現できる状況が整いつつあります。すでに開業されている医師の方や新規開業をされる方にも経営の安定化をサポートする電子カルテ導入が拡がっています。

電子カルテの市場動向

診療所向け電子カルテ 市場規模予測 国のIT化推進の方向に合わせ、病院向け電子カルテ市場は大病院から中小病院へと導入が広がり、病院内の課題だけに留まらず、病診連携などの地域連携の意味合いも深まってきております。

クリニック向け電子カルテ市場も約10%と普及し始めており、新規開業では70〜80%が電子カルテシステムを導入している実態も把握されております。また、平成23年までに段階的にレセプトのオンライン化が義務付けされ、既存の診療所においてもますますIT機器の導入にともなう経営環境の変化が進んでいます。

電子カルテ導入による経営基盤の強化

クリニック経営視点のメリット

電子カルテの導入により、経営視点では次のようなメリットが得られます。

  1. 効率化
    • カルテ棚が必要なくなるため、空いたスペースを有効活用できる
    • カルテの導線を考えずに済む為、診療所のレイアウトが自由になる
    • 画像管理システムとセットで運用すると、フイルム使用量を削減できる
    • 毎月のレセプト提出作業の時間短縮が可能
  2. インフォームド・コンセント
    • 診療内容を患者さんにわかりやすく説明できる
    • 患者からのカルテ開示の要求にすぐに対応できる (読める文字で書いてある)
  3. データの2次利用
    • カルテ内容を活用して、カンタンに紹介状などの文書作成ができる
  4. リスクマネージメント
    • カルテの内容を転記することが無くなり、転記ミスを防げる
    • カルテを紛失したり、同一患者に2枚のカルテを作成したりすることがなくなる
    • 算定漏れ防止

患者さんのメリット

次のようなメリットにより、患者さんへのサービス強化につながります。

  1. 受付・会計における待ち時間が大幅に短縮

    受付、診察会計、カルテの出庫などカルテを取り扱う業務フローが大幅に短縮され、患者さんがクリニック内で待っている時間を飛躍的に短縮することが可能

    患者さんの待ち時間比較
  2. インフォームド・コンセント
    • 画像などが表示され、患者さんが説明を受ける際の理解を助けます。また読める文字で書いてあるので、誤解を生みにくくなります
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電子カルテ導入による経営基盤の強化

電子カルテの商品群も時代とともに進化を遂げており、レセコンと電子カルテを兼ねる製品や、画像管理システムなどもセットで運用できる物が登場してきております。

電子カルテと画像管理システムは、IT化された診療所には必須なシステムであると同時に、多数の参入メーカがあり機器選定に迷うところであると思います。 導入前、導入後も含めて安心して任せられるメーカの機器を導入することが医院経営の安定化にもつながります。 ここでは、電子カルテの選定ポイントの一例をご紹介します。

操作性
  • 画面のレイアウト、見やすい配置・色
  • ボタンの直感的な操作感、診療科に沿ったテンプレート
機能
  • どこまでの範囲のレセプトチェックが可能か?
  • 社会保険や自賠責や自治体毎の助成金への対応
  • 外注検査データの取込が可能か?
  • 文書作成や統計ソフト、画像管理システムとの連携
サポート
  • 窓口の対応時間は診療時間をカバーしているか?
  • 教育・サポートのスタッフは足りているか?
  • リモートメンテなど自分に適したサポート方法があるか?
価格
  • ハード込み、ソフト込み、オプション込みの価格か?
  • 月々のサポート料金はいくらか?
実績
  • 自分の診療科での導入実績はあるか?
  • 電子カルテ事業を主体としているか?(撤退のリスクは少ないか)
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